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鳥雲
「鳥雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鳥雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
います。彼地へ往らっしったお方は御案内でいらっしゃいますが、社殿は槻の総彫で、花
鳥雲竜が彫って極名作でございます。是は先代の茂木佐平治氏が建立致したのでございま....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
夜を寒み小冠者臥したり北枕 高燈籠《たかどうろ》消えなんとするあまたゝび 渡り
鳥雲のはたての錦かな 大高に君しろしめせ今年米 蕪村の用いたる古語には藤原時....
「三国志」より 著者:吉川英治
と思うがどうであろう」 二人へ、計ると、「それこそ、同意」と、すぐ五百余騎を、
鳥雲に備え立て、山麓まぢかへ迫ってからにわかに鼓を鳴らし諸声あげて決戦を挑んだ。....
「三国志」より 著者:吉川英治
いて、蒼空青野の戦場へ出て行った。 手をかざして望むと夏侯惇、夏侯淵の二軍は、
鳥雲の陣をしいて旌旗しずかに野に沈んでいた。 ――と見るうち、甲※さんらんたる....
「三国志」より 著者:吉川英治
鼓手、螺手、干戈隊、鉄弓隊など四団八列から鶴翼にひらき、五行に列し、また分散して
鳥雲の陣にあらたまるなど、雄大壮絶な調練があった後、曹操は、桟敷の下へ馬を返して....