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「鳰鳥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鳰鳥の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
したので、皇子は宿禰に向かって、 さあ、おまえ、 振熊に殺されるよりも、鳰鳥のように、 この湖水にもぐってしまおうよ。 とお歌いになり、二人でざんぶ....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
者不詳 摂津にて作れる歌である。「しなが鳥」は猪名につづく枕詞で、しなが鳥即ち鳰鳥が、居並ぶの居と猪とが同音であるから、猪名の枕詞になった。猪名野は摂津、今の....
最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
りに、男が出払うた後に、女だけ家に残るという風のあった暗示を含んでいる語である。鳰鳥の葛飾|早稲を贄すとも、彼愛しきを、外に立てめやも 誰ぞ。此家の戸|押ふる。....