鳳梨[語句情報] » 鳳梨

「鳳梨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鳳梨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
朱欒の花のさく頃」より 著者:杉田久女
柑畠には入って、枝のぽんかんをもいでは食べ食べした事や、唐黍をかじり、香りの高い鳳梨をむいたり、びろどの様な朱欒の皮をむきすてて平らげたり、八九段もついているバ....
沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
倫敦では幾万の人がこの世から死にまた産まれた。…… もちろん、蕃地の南洋でも、鳳梨の実が幾度か熟し無花果の花が幾度か散った。そして老年の麝香猫や怪我をした鰐が....
フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
の護謨苗や、浅緑の三尺バナナや、青くて柔かな豆の葉や、深い緑のトマトの葉、褐色の鳳梨やが、朱紅色の土の上に、まるで印度更紗のように、いやそれよりも生々しい極彩色....