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「鳳雛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鳳雛の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
かくれんぼ」より 著者:斎藤緑雨
返すほどなお逡巡みしたるがたれか知らん異日の治兵衛はこの俊雄|今宵が色酒の浸初め鳳雛麟児は母の胎内を出でし日の仮り名にとどめてあわれ評判の秀才もこれよりぞ無茶と....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
衛門|宗矩、その年二十四歳、孫の新次郎|利厳が、まだ十六歳の前髪。 こう二人の鳳雛の手をつれて、家康に謁した。そして、旧領三千石安堵の墨付と共に、 「以後、徳....
三国志」より 著者:吉川英治
たがよい」 「いかなる人がおりましょうか。その名を、お聞かせ下さい」 「臥龍か、鳳雛か。そのうちの一人を得給えば、おそらく、天下は掌にあろう」 「臥龍、鳳雛とは....
三国志」より 著者:吉川英治
の休穆、また公紀、烏亭の孔休など。 かの水鏡先生が、孔明と並び称して――伏龍、鳳雛といった――その鳳雛とは、襄陽の※統も見えている。 そのほか、汝陽の呂蒙と....
三国志」より 著者:吉川英治
は、主君の言下に、こう推薦した。 「世々|襄陽の名望家で、※統、字は士元、道号を鳳雛先生ともいう者ですが」 「おお、鳳雛先生か。かねて名だけは聞いておる。周瑜と....
三国志」より 著者:吉川英治
とりよせ、一文を書いて、劉※へさずけた。 読んでみると、 左龍右鳳 |飛入 |鳳雛墜地 |臥龍昇天 一|得一|失 天数如然 |宜帰 |勿 「上人。……蜀は勝つ....