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「鴻鵠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鴻鵠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
自警録」より 著者:新渡戸稲造
などは心のうちにおかない。 古人の言に、 「燕雀《えんじゃく》安《いずく》んぞ鴻鵠《こうこく》の志《こころざし》を知らんや」 とて、小人《しょうじん》が英雄....
子規居士と余」より 著者:高浜虚子
話さば人は呆然としてその大なるに驚くにあらざれば輾然としてその狂に近きを笑わん。鴻鵠の志は燕雀の知る所にあらず。大鵬南を図って徒らに鷦鷯に笑われんのみ。余は遂に....
三国志」より 著者:吉川英治
いたが、何故に、こんな羽目になったのか」 「くだらぬことを問うもの哉。燕雀なんぞ鴻鵠の志を知らんやだ。――貴様はもうおれの身を生擒っているんじゃないか。四の五の....