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「鵜飼い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鵜飼いの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鵜飼」より 著者:横光利一
ったかと思うと直ちに動き出すこのルーレットが、どの人間の中にも一つずつあるという鵜飼い――およそ誰でも、自分が鵜であるか、鵜の首を握っている漁夫であるか考えるに....
源氏物語」より 著者:紫式部
いて、あらわに思われる所は幕を引いて隠してあった。東の池に船などを浮けて、御所の鵜飼い役人、院の鵜飼いの者に鵜を下ろさせてお置きになった。小さい鮒などを鵜は取っ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
置所の顕治宛 目白より(「松花江の鵜飼」の絵はがき)〕 八月二十日。こういう鵜飼いの風景もあるのね。きょう、徳さんがスミさんにことづけて、真鍮に七宝の模様の....
鮎の名所」より 著者:北大路魯山人
らず、ブヨブヨしていて一流品とはいい難い。瀬が激しければ肉がしまるらしい。岐阜は鵜飼いで有名だが、料理して食わす段では、はなはだ心もとない。将来は生きのいいとこ....