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「鶏山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鶏山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
七宝の柱」より 著者:泉鏡花
、傾いた茅の屋根にも、路傍の地蔵尊にも、一々由緒のあるのを、車夫に聞きながら、金鶏山の頂、柳の館あとを左右に見つつ、俥は三代の豪奢の亡びたる、草の径を静に進む。....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、大門《だいもん》の跡は一里こなたに有り、秀衡《ひでひら》が跡は田野に成りて、金鶏山のみ形を残す。先づ高館《たかだち》にのぼれば、北上川南部より流るる大河也。衣....
平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
駅にて下車すればおよそ一町北に平泉館というあり。 「……秀衡が跡は田野に成って金鶏山のみ形を残す……」 と奥の細道は言っているが、今はその一部は人家の下に夢をた....