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鶏肋
「鶏肋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鶏肋の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「広津氏に答う」より 著者:有島武郎
る。私がもし第一の芸術家にでもなりきりうる時節が来たならば、この縷説《るせつ》は
鶏肋《けいろく》にも値せぬものとして屑籠《くずかご》にでも投じ終わろう。....
「星座」より 著者:有島武郎
接何んの関係もないことだった。そんなことを覚えていたところが、それは彼にとっては
鶏肋《けいろく》のようなもので、捨てるにもあたらないけれども、しまいこんでおくに....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
今日においても甚しき径庭なく、小売店経営の参考には最も適切なりと信ずるとともに、
鶏肋自ら棄てがたきものあるをもって採録することにした。 本書は決して金持になる....
「三国志」より 著者:吉川英治
指令を仰ぐことになっている。つまり夜中の警備方針である。曹操は何の気なしに、 「
鶏肋鶏肋」と、つぶやいた。 鶏の骨をしゃぶっていたので、無意識に云い違えたもの....