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「鶴屋南北〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鶴屋南北の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
妖婆」より 著者:芥川竜之介
《ばか》になさる筈はありますまい。もしまたしまいまで御聞きになった上でも、やはり鶴屋南北《つるやなんぼく》以来の焼酎火《しょうちゅうび》の※《におい》がするよう....
小坂部伝説」より 著者:岡本綺堂
、「復再松緑刑部話」などという狂言のあるのを見ても知られる。この狂言は例の四代目鶴屋南北の作で、文化十一年五月に森田座で上演している。すでに「復再」と名乗るくら....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
附を見ただけでは誰の作であるか判らない。絵本を見れば、その終りに狂言作者として、鶴屋南北その他の連名が記入されているから、ここに初めて「四谷怪談」はその立作者た....
深川の散歩」より 著者:永井荷風
余裕をも与えない。かつて明治座の役者たちと共に、電車通の心行寺《しんぎょうじ》に鶴屋南北《つるやなんぼく》の墓を掃《はら》ったことや、そこから程遠からぬ油堀の下....
濹東綺譚」より 著者:永井荷風
い侘《わび》しさが感じられて来る。それも昭和現代の陋巷《ろうこう》ではなくして、鶴屋南北の狂言などから感じられる過去の世の裏淋しい情味である。 いつも島田か丸....