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鶸色
「鶸色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鶸色の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の妹という、島田に振袖《ふりそで》を着て、緋縮緬《ひぢりめん》の間着《あいぎ》、
鶸色繻子《ひわいろじゅす》の帯、引締まった着こなしで、年は十八九の、やや才気ばし....
「橋」より 著者:池谷信三郎
の飾灯が、雪解けの靄に七色の虹を反射させていた。入口にシイカの顔が微笑んでいた。
鶸色の紋織の羽織に、鶴の模様が一面に絞り染めになっていた。彼女の後ろに身長の高い....