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鷁首
「鷁首〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鷁首の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
には、船首へ掛けつつ棹があった。 舷は藍、萌黄の翼で、頭にも尾にも紅を塗った、
鷁首の船の屋形造。玩具のようだが四五人は乗れるであろう。 「お嬢様。おめしなさい....
「源氏物語」より 著者:紫式部
漕ぎ回らせて来るのであった。東の釣殿へはこちらの若い女房が集められてあった。竜頭
鷁首の船はすっかり唐風に装われてあって、梶取り、棹取りの童侍は髪を耳の上でみずら....