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鷲山
「鷲山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鷲山の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
た。釈尊が法華経で本門の中心問題、即ち超常識の大法門を説こうとしたとき、インド霊
鷲山上の説教場を空中に移したのは、真に驚嘆すべき着想ではないか。通達無碍の空中へ....
「白くれない」より 著者:夢野久作
あり。前庭の洒掃浄らかにして一草一石を止めず。雨戸を固く鎖したる本堂の扁額には霊
鷲山、舎利蔵寺と大師様の達筆にて草書したり。方丈の方へ廻り行くに泉石の按配、尋常....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
カナという字です、魚の山と書きまして、天竺《てんじく》、即ち印度《インド》では霊
鷲山《りょうじゅせん》の乾《いぬい》の方《かた》にあり、支那では天台山の乾の方、....
「バークレーより」より 著者:沖野岩三郎
一高出身の向野元生氏。その傍に立っていたのが、南満鉄道の貴島氏と、明治学院教授の
鷲山弟三郎氏であった。云うまでもなく、此のチャイムのミュージシャンは、チャールス・ビ・ワイカーと云う誠実な高塔守である。....
「鈴が通る」より 著者:三好十郎
来やす。(歩き出す下駄の音と鈴の音) かつ (その後ろ姿へ)人に何か聞かれたら、
鷲山の荒木源次郎の嫁のおかつの伯母ですと、そんだけ云うだ。グジャグジャからかわれ....
「好日」より 著者:三好十郎
登美 馬鹿よ! 三好 俺が馬鹿なら、君も阿呆だろ。いいさ。昔、仏《ほとけ》、霊
鷲山《りょうしうざん》にいましき、と言う奴だ。……そら、お袖さんが鞍馬山をやり出....