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鸚哥
「鸚哥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鸚哥の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新生」より 著者:島崎藤村
であげましょうッて言いましたのよ。お父さんはそれを聞きましてね、鸚鵡《おうむ》や
鸚哥《いんこ》なんて奴はよくしゃべるから、迷い言の百万遍くりかえしても俺の耳には....
「明るい海浜」より 著者:宮本百合子
の飯を辛うじて流し込んだ。 三 庭へ廻ると、廊下の隅に吊るした
鸚哥《いんこ》の籠の前にふき子が立っている。紫っぽい着物がぱっと目に映えて、硝子....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
態が粋のまた粋たる猿子眠りだ。さて吾輩在外の頃は、いずれの動物園でも熱地産の猴や
鸚哥《いんこ》を不断人工で熱した室に飼ったが、近時はこれを廃止し食物等に注意さえ....