鹹い[語句情報] » 鹹い

「鹹い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鹹いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
気で暴利を貪って居る者もある。信徒の労力を吸って肥えて居る教師もある。然し斯せち鹹い世の中に、人知れず美しい心の花を咲かす者も随処にある。此春妻が三軒茶屋から帰....
食道楽」より 著者:村井弦斎
で成立っているが僕の家では注意して必ず五味を調和する。今差上げた料理の中に甘いと鹹いのは勿論、胡椒《こしょう》や芥子《からし》の辛いのがあり、梅干や蜜柑の酸いの....