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麁相
「麁相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
麁相の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
\、重々何うも済まぬ、先生/\お隅でございます、貴公知らなんだ、あはゝゝゝどうも
麁相《そそう》はねえ詫びるより外に仕方がない、詫びて勘弁ならんという事は無い、重....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
に役を仕遂せますようにと神仏に祈誓を致して、皿の毀れんように気を附けましたから、
麁相もなく、彼の皿だけは下ってまいります。自分は蔵前の六畳の座敷に居って、其処に....
「一緒に歩く亡霊」より 著者:田中貢太郎
わって、皿はつるりとすべって土間の上に落ちて真二つになった。 「これは、どうも、
麁相して面目ない」と、甚六はきまり悪そうな顔をした。 茶釜の傍から変な眼つきを....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
届な奴だといって船頭を斬ってお仕舞いなさい、それから帰り路に船宿に寄って、船頭が
麁相で殿様を川へ落し、殿様は死去されたれば、手前は言訳がないから船頭は其の場で手....