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麦落雁
「麦落雁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
麦落雁の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藁草履」より 著者:島崎藤村
い》みたよう。私《わし》が、宮様へ上《あげ》る玉露の御相伴をさしたい、御茶菓子の
麦落雁《むぎらくがん》も頂かせたい、と思って先刻《さっき》から探しているんだけど....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
らしい女性が見えて、何くれとはなく気をくばって退がってゆく。 佐渡は、菓子台の
麦落雁をひとつ摘んで、 「だいぶ、いらざるお喋べりをして、おもてなしにあずかった....