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「麻織〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

麻織の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
たね子の憂鬱」より 著者:芥川竜之介
ま、どう云う小説を読む時よりも一生懸命に目次を辿《たど》って行った。 「木綿及び麻織物|洗濯《せんたく》。ハンケチ、前掛、足袋《たび》、食卓《テエブル》掛、ナプ....
縮図」より 著者:徳田秋声
からぬ蓬々した髪を被り、顔も手も赤銅色に南洋の日に焦け、開襟シャツにざぐりとした麻織の上衣をつけ、海の労働者にふさわしい逞しい大きな体格の持主だが、しかし大きか....
世界怪談名作集」より 著者:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ
上がったから、友達の批評家らを呼び集めるようにと家人に言い付けた。彼は真っ紅な亜麻織りに黄金を輝かせた荘厳な衣服にあらためて、かれらを迎えた。 「これがわたしの....
鉄の規律」より 著者:平林初之輔
て、第二の男が、やはりマスクをつけて、はいってきた。この男は真っ白なリンネル〔亜麻織物〕の背広を着て、きれいに手入れをした白靴を穿いていた。二人ともまるで見知ら....