黄金花[語句情報] »
黄金花
「黄金花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
黄金花の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
《ふそう》第一とうたわれた、その松島の風景的地位というものも見定めておきたいし、
黄金花さくという陸奥の風物は一として、わが画嚢《がのう》に従来なかった土産物《み....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
一 郷土としてのわが東北、その文化の淵源地である平泉の研究旅行、これは私たちのもっとも意義深い憧れの旅であるのだ。
黄金花咲く陸奥の文化は有耶無耶の関を越えてわが出羽に来たのである。われら一行十四....
「文学に現れたる東北地方の地方色」より 著者:佐左木俊郎
現代文学に繋がるもののうちでは最も面白いもののようでありますが、黄金に就いては「
黄金花咲くみちのくの……」というような歌もありますように、昔の人達は、東北地方を....
「炭焼長者譚」より 著者:喜田貞吉
川の砂中から発見したのであったかもしれぬが、それが歌人の口に上っては、「陸奥山に
黄金花咲く」となる。山なる哉、山なる哉、山は人間第一の宝を隠している倉庫である。....