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「黄鐘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

黄鐘の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
構造をもっている。 平調―壱越《いちこつ》(または神仙)―盤渉《ばんしき》―黄鐘《おうしき》―双調《そうじょう》(または勝絶《しょうせつ》)―平調 この音階....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
う》などの幾通りもございます、また双調《そうじょう》、盤渉調《ばんしきちょう》、黄鐘調《おうしきちょう》といったような調子もいろいろございます、それをわたくしは....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
って、さながら、淡窓と、山陽との、性格を現わしているようです。淡窓を呂《りょ》の黄鐘《こうしょう》とすれば、山陽のは律《りつ》でしょう。一《いつ》は温雅にして沈....
源氏物語」より 著者:紫式部
柔らかになったお小袖の上に直衣だけをお被になり、琵琶を宮は弾いておいでになった。黄鐘調の掻き合わせに美しい音を出しておいでになる時、夫人は好きな音楽であったから....