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「黄鳥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

黄鳥の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
草枕」より 著者:夏目漱石
。 出門多所思。春風吹吾衣。芳草生車轍。廃道入霞微。停※而矚目。万象帯晴暉。聴黄鳥宛転。観落英紛霏。行尽平蕪遠。題詩古寺扉。孤愁高雲際。大空断鴻帰。寸心何窈窕....
十二支考」より 著者:南方熊楠
内、五色鼠は白鼠を染めたる物なりといい、『香祖筆記』七に、鳥獣毛羽の奇なる物とて黄鳥、花馬、朱毛虎、山水豹とともに朱沙鼠を挙げ、タヴェルニエーの『印度紀行』一巻....
鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
詩人王維も詠ったっけ。―― 花外江頭坐不帰。 水晶宮殿転霏微。 桃花細逐楊花落。黄鳥時兼白鳥飛。 が、今は楊柳の花が、僕の心を感傷的にする、そういう季節ではな....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
松満祐梅白旗」、中幕「勧進帳」、二番目「人間万事金世中」で、大切には「魁花春色音黄鳥」という清元常磐津掛合いの浄瑠璃が附いていた。この浄瑠璃はわたしは見なかった....