黒姫山[語句情報] » 黒姫山

「黒姫山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

黒姫山の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
高山の雪」より 著者:小島烏水
戸隠山(二千四百二十五米突) 十月 九日 妙高山(二千四百五十四米突)十月 九日黒姫山(一千九百八十二米突) 同上 八ヶ岳(二千九百三十二米突)十月 十日 刈....
雪の白峰」より 著者:小島烏水
し、米山に鯉があらわれると、魚が漁《と》れないという諺もある、頸城《くびき》郡の黒姫山の寝牛、同じく白鳥山の鳥など、雪の国だけあって、山と雪の関係は、何か神話の....
単独行」より 著者:加藤文太郎
た。神戸徒歩会の人がトリコニーの鋲靴を履いた案内を連れている。案内に白馬の頂きで黒姫山がわからなかったと言ったら、そんなことはない大雪渓の辺からズッと見えると行....
晩夏」より 著者:堀辰雄
地図と見くらべながら、右手のが斑尾《まだらお》山、それからずっと左手のが妙高山、黒姫山、というのだけが分かった。それからいま此処からは見えないが、戸隠山、飯綱山....
怪異黒姫おろし」より 著者:江見水蔭
道者の声は太く濁って、皹入りの竹法螺を吹くに似通った。 北国街道から西に入った黒姫山の裾野の中、雑木は時しもの新緑に、午過ぎの強烈な日の光を避けて、四辺は薄暗....
山の人生」より 著者:柳田国男
分たちが始めて引き比べて見る処に、学問上の価値が存するのである。「妙高山・焼山・黒姫山皆高嶺にて、信州の飯綱・戸隠、越中の立山まで、万山重なりて其境|幽凄なり。....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
伏して、進むことも退くことも出来ないもののようである。飯縄山のすぐ北に駢んでいる黒姫山の蒼翠は、この畏れ入った雲の群集を他所にして、空の色と共に目もさむるばかり....