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黒書院
「黒書院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
黒書院の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
中方が揃って数寄屋に入ったことを聞いた頼宣は、挨拶に出かけようとして、居間を出て
黒書院を通りかかった。ふと気がつくと、違棚の上に箱から取出したばかりの懸物が一つ....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
、焼けつくような、もどかしさと、憤りとをさえ感じてきた。
大老阿部伊勢守は、
黒書院控の間の、床の前に、ただ一人で、膝へ両手を置いて、瞑目していた。
(なぜ、....