黒豹[語句情報] » 黒豹

「黒豹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

黒豹の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
く。そして、雹《ひょう》、石のような雨。またその間に岩陰に目をむく、土族を追えば黒豹におどされる。まったく、それは四月間の地獄のような旅だった。そうして、七月の....
幽霊船の秘密」より 著者:海野十三
すって、そばに近づいた。そこには大きな愕きが、二人を待っていた。 「あっ、豹だ!黒豹が死んでいる!」 船艙の隅に、小牛ほどもあろうという大きな黒豹が、見事に額....
棺桶の花嫁」より 著者:海野十三
い。杜は急に、それを見たくなってきて仕様がなかった。 そのとき、ジャングルから黒豹が足音を忍んでソッと獲物の方に近づいてくるように、ミチミが静かに静かに戸口か....
三国志」より 著者:吉川英治
彼の連れてきた三万の軍隊の中には、千頭に近い猛獣がまじっていた。獅子、虎、大象、黒豹、狼など、その吠ゆる声もすさまじい程である。 王宮の奥では深更まで歓迎の大....