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黴が生える
「黴が生える〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「湯女の魂」より 著者:泉鏡花
上に台があって、荒筵を敷いてあるんでございますよ、そこらは一面に煤ぼって、土間も
黴が生えるように、じくじくして、隅の方に、お神さんと同じ色の真蒼な灯が、ちょろち....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
を入れた球状の菓子もある。父はそんなものには目もくれず、カステイラなどはいつでも
黴が生える。それでも手をつけさせなかった。家族のものは勿体ないといったが、どうに....