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「鼎を〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鼎をの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
骨董」より 著者:幸田露伴
交っていた唐氏は喜んで引見して、そしてその需に応じた。丹泉はしきりに称讃してその鼎をためつすがめつ熟視し、手をもって大さを度ったり、ふところ紙に鼎の紋様を模した....
牡丹灯記」より 著者:田中貢太郎
その供書を道人の前へさしだした。道人はこれを見て判決をくだした。 蓋し聞く、大禹鼎を鋳て、神姦鬼秘、その形を逃るるを得るなく、温※を興し薜をなす。是を以て九天邪....
蘇生」より 著者:田中貢太郎
をしてくれ」 王は兄の傍へ寄って往って兄の肘に手をかけて泣いた。小役人は怒って鼎を縛っている縄を引っぱった。鼎はよろよろとして倒れた。 王はそれを見ると火の....
徒然草の鑑賞」より 著者:寺田寅彦
いう諸君の現在していることの予報がその『徒然草』にちゃんと明記してあるのである。鼎をかぶって失敗した仁和寺の法師の物語は傑作であるが、現今でも頭に合わぬイズムの....
正雪の遺書」より 著者:国枝史郎
れもそれぞれ何等かの方面の達人なのでございます。 しかし、徳川の社稷に向かって鼎を上げようとするような者は、ほとんど一人もないということは確かな事実でございま....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ても大事はない。さ、よいか」 城太郎の足の裏に、自分の両掌を踏ませて、武蔵は、鼎を差し上げるように、ぐっと自分の頭上より高く彼の体を上げた。 「――ア、届いた....
三国志」より 著者:吉川英治
「その策は実に妙計だ。して誰をやろうか」 「周善なれば、仕損じますまい。彼は、力鼎をあげ、胆斗の如き大将で、しかも忠烈ならびなき大将です」 「すぐ、ここへ呼べ」....
三国志」より 著者:吉川英治
う答えるかは、その上でよいでしょう」 孫権は、武士に命じて、殿前の庭に、大きな鼎をすえさせた。それへ数百斤の油をたたえ、薪を積んで、ふつふつと沸らせた。 「蜀....