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鼎足
「鼎足〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鼎足の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
れだけの者だがそれで勤まる訳なら勤めますとお前さまも立会って証人に成って、三人|
鼎足で緩くら話しをした上にしましょう」 作「
鼎足という事はありませんよ、宜しい、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
行全集』一六巻二三八頁)。 支那でも雲南の光明井に唐の大歴間、三角牛と四角羊と
鼎足鶏|見《あら》われ、井中火ありて天に燭《しょく》す。南詔以て妖となし、これを....
「平塚・山川・山田三女史に答う」より 著者:与謝野晶子
とは予見されますが、それらの女子の先駆として大きな炬火を執る一群の星の中に、特に
鼎足の形を成しながら光芒の雄偉を競うものはこれらの三女史であると信じます。私は誇....
「三国志」より 著者:吉川英治
―それに対して、わが君は静かに時運をながめ、江東の要害を固うして、河北の袁紹と、
鼎足の形をなし、おもむろに天下の隙をうかがっておられるのが上策です。一朝、時来れ....
「三国志」より 著者:吉川英治
、南の孫権は、地の利を占めているといえよう。将軍はよろしく人の和をもって、それに
鼎足の象をとり、もって、天下三分の大気運を興すべきである――と、孔明は説くのであ....