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「鼓隊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鼓隊の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
茂し出した。これが今日の文学の、支配層に対する一元主義的な儀礼となり、そのラッパ鼓隊行進となっているものだ。――最近の文学的日本主義に読者は注目すべきだ。 そ....
樹氷」より 著者:三好十郎
の一同も笑う) その笑い声の内に、林の方から、こちらに向って近づいてくるラッパ鼓隊の七、八人の足音。ラッパ鼓隊とは言いながら、ラッパはなく先頭の三人が肩から吊....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
かに不潔なチベットの者でもその前夜から湯を沸かして身体を拭きます。 さてその太鼓隊と鐃鉢隊は二重の円列を作り、やがて一人の鐃鉢を持った隊長らしい僧侶が鐃鉢を打....
三国志」より 著者:吉川英治
。 「今ぞ、今ぞ。みなごろしに、追いつめろ」 曹操は、かくと伝え聞くや、中軍の鼓隊鑼隊に令して、金鼓を打たせ鉦を鳴らし、角笛を吹かせて、万雷風声、すべて敵を圧....
三国志」より 著者:吉川英治
て、南蛮王|孟獲もまた、眷族をあげて、扈従に加わり、もろもろの洞主、酋長たちも、鼓隊をつれ、美人陣を作って、瀘水のほとりまで見送ってきた。 盤蛇谷三万の焚殺と....