鼠の尾[語句情報] »
鼠の尾
「鼠の尾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鼠の尾の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「永日小品」より 著者:夏目漱石
み》から疾《と》く駆《か》け抜けたものがある。苔は膨《ふく》れたまま動かない。栗
鼠の尾は蒼黒《あおぐろ》い地《じ》を払子《ほっす》のごとくに擦《す》って暗がりに....
「不思議な国の話」より 著者:室生犀星
まで徹ってくるような気がしたそうです。しかもその最後に見た障子の内のかげはまるで
鼠の尾のような細い、鋭い影だったそうです。」 私はそのときあまりの不思議さに、....