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お国
「お国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
お国の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
れは昨年警職法改悪の意図を粉砕した経験と成果をもっている。このエネルギーはいまな
お国民一人一人の中に強く燃えつづけ、たたかえば勝てるという確信はいよいよたかまり....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
か。』 『自分は三人のきょうだいの中の頭、他は皆男子でございました。』 『いつも
お国元のみにお暮らしでございましたか?』 『そうのみとも限りませぬ。偶には父のお....
「幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
をいうのがきらい、 ねえ、来年はどうなりますか、 なにかかわったことでもないか、
お国の大事か、ぼくの身の上、 やっぱり、おばあちゃん、なんにもいわない、 それで....
「人魚のひいさま」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ながめるように、人間のたましいは、わたしたちにとても見られない、知らない神さまの
お国へうかび上がっていくのです。」 「なぜ、あたしたち、死なないたましいをさずか....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
十七 「いつもと違う。……一度軍隊へ行きなさると、日曜でのうては出られぬ、……
お国のためやで、馴れぬ苦労もしなさんす。新兵さんの送別会や。女衆が大勢居ても、一....
「唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
女の旦那様の?) (いいえ、技師の先生の方ですが、その方のお大事なものが残らず、
お国でおかくれになりました奥様のお骨も、たったお一人ッ子の、かけがえのない坊ちゃ....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
れが、嬉しい事なのでしょうか。めでたい事なのでしょうかねえ。 女房 (再び笑う)
お国ではいかがでございましょうか。私たちが故郷では、もうこの上ない嬉しい、めでた....
「政談十二社」より 著者:泉鏡花
戦争の祈祷の評判、ひとしきりは女房一件で、饅頭の餡でさえ胸を悪くしたものも、その
お国のために断食をした、お籠をした、千里のさき三年のあとのあとまで見通しだと、人....
「ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
亡くなんなすってから、あと、直ぐに大層な値になって、近常さんの品は、そうなると、
お国自慢よ。煙管一つも他国へ取られるな、と皆|蔵込むから、余計値が出るでしょう。....
「古狢」より 著者:泉鏡花
のするような広い前掛を捲いて、お花見|手拭のように新しいのを頸に掛けた処なぞは、
お国がら、まことに大どかなものだったよ。」 「陽気ね、それは。……でも、ここは近....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
に知らなかった。 「ちっとも知りません。聞いたこともありません。」 「妙ですな、
お国ものが誰も知らないで、隣りの能登の田舎の方で知っている。もっとも、その時、間....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
の瓦屋根に波の光がてり映えている。阜頭の戦艦は煙を吹きあげながら碇泊し、南米はな
お国防に力を入れていることが知られるのである。) 午後出港。風和し波平らかにし....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
した。 「いかがですか、ハバノフさん。この飛行島をごらんになった上からは、貴下の
お国でも日本に対してすぐさま硬い決心をしてくださるでしょうね」 「そうですねえ、....
「海底大陸」より 著者:海野十三
部をとらえて、さっそくこの話を持ちだしていた。 「ねえ、スミス警部さん。あなたの
お国のラスキン大尉のお手がらをお祝いしますよ。鉄水母とはおもしろい名まえですね。....
「海底都市」より 著者:海野十三
なたがたは、ぜひその先頭に立ってください。そして、あなたがたのことばで、あなたの
お国の方々を、まず安心させてください」 「ありがとう。どうか、そうしてください」....