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ぴか
「ぴか〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ぴかの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
の仕事に加えて、彼は近隣の歌の先生でもあり、若い人たちに讃美歌の歌い方を教えて、
ぴかぴかの銀貨をたくさん稼いでいた。日曜日に、選りぬきの歌い手たちを引きつれて、....
「お時儀」より 著者:芥川竜之介
た。なぜまたお時儀などをしてしまったのであろう? あのお時儀は全然反射的である。
ぴかりと稲妻《いなづま》の光る途端に瞬《またた》きをするのも同じことである。する....
「かんかん虫」より 著者:有島武郎
はやってやる所だったんだ。誓言そうして見せるんだった。それをお前帽子に喰着けた金
ぴかの手前、芝居をしやがって……え、芝居をしやがったんた。己れにゃ芝居ってやつが....
「燕と王子」より 著者:有島武郎
入れているのでそれには気がつかず、やがて御飯時にしたくをしようと立ち上がった時、
ぴかぴか光る金の延べ板を見つけ出した時の喜びはどんなでしたろう、神様のおめぐみを....
「僕の帽子のお話」より 著者:有島武郎
通り「御機嫌《ごきげん》よう」をして、本の包みを枕《まくら》もとにおいて、帽子の
ぴかぴか光る庇《ひさし》をつまんで寝たことだけはちゃんと覚えているのですが、それ....
「赤いくつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ごとべやで、カレンのかわいらしい足の寸法をとりました。そこには、美しいくつだの、
ぴかぴか光る長ぐつだのがはいった、大きなガラス張りの箱が並んでいました。そのへや....
「小夜啼鳥」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ほんものよりは、ずっときれいでした。それはまるで腕輪か、胸にとめるピンのように、
ぴかぴかひかっていました。 さいく物のことりは、おなじところを三十三回も、うた....
「しっかり者のすずの兵隊」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ょうど肩掛のようにみえました。リボンのまんなかには、その子の顔ぜんたいぐらいある
ぴかぴかの金ぱくがついていました。このちいさなむすめは両腕をまえへのばしていまし....
「旅なかま」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
た。老王さまは、すっかり、あたらしいお召ものに着かえて、金のかんむりもしゃくも、
ぴかぴかみがき立てて、いかめしいごようすでした。それにひきかえ、お姫さまのほうは....
「野のはくちょう」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
ていました。草のなかにも草の上にも、なん百とないほたるが、みどり色の火ににた光を
ぴかぴかさせていました。ちょいとかるく一本の枝に手をさわっても、この夜ひかる虫は....
「もみの木」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
なんて、もみの木は、これまでに見たことがありませんでした。――木のてっぺんには、
ぴかぴか光る金紙の星をつけました。こんなにいろいろなものでかざりたてましたから、....
「雪の女王」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
のあなのむこうに、両方の窓からひとつずつ、それはそれはうれしそうな、やさしい目が
ぴかぴか光ります、それがあの男の子と、女の子でした。男の子はカイ、女の子はゲルダ....
「活人形」より 著者:泉鏡花
っこけて、髪の毛がこれからこれへ(ト仕方をして)こういう風、ぱっちり開いた眼が、
ぴかりしたかと思うと、魂消った声で、助けて――助けて――と叫びました。」 語る....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
た時は、前度いかい世話になった気で、薄暗いまで奥深いあの店頭に、真鍮の獅噛火鉢が
ぴかぴかとあるのを見て、略儀ながら、車の上から、帽子を脱いでお辞儀をして来た。が....
「唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
くのも跋が変だ。 ところで、椅子はまだ二三脚、何だか、こちとらにゃ分らねえが、
ぴかぴか機械を据附けた卓子がもう一台。向ってきちんと椅子が置いてあるが、役人らし....