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「アプリ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
アプリの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
ヴィクトリヤ女王の良人。 アロー(人)Arrow.(Sir Frederick)
アプリース(人)Appreece. デビー夫人。 アンペア(人)〔Ampe`re....
「夜の構図」より 著者:織田作之助
とは、信吉あるいは信吉的要素を持った現代の青年を理解するのに、必要缺くべからざる
アプリオリとも、言えば言えるのである。 では、信吉のその表情は、そもそも何に原....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
小さい水彩画と、ピカソの絵葉書、その脇には圭子自身の製作らしい麻布に葡萄の房の
アプリケが、うすよごれた壁をすっかりかくしていた。 「話って?」新子は、姉の机の....
「学生と教養」より 著者:倉田百三
律を全然形式的のものとして、実質的のものを斥けたのは実質はすべてアポステリオリで
アプリオリのものは形式のみと考えたためであるが、実質的価値は
アプリオリである。先....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
八つの自分にあった。そこで私は思うのだ。こうした心は教えられて生じるのではない。
アプリオリに人性に具っているのだ。作品などもいやしくも人間の心情のニューアンスな....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
うとしたものは、W・イェルザレムの『認識社会学』である。 デュルケムがカントの
アプリオリ主義的な認識論に代わるべきものとして提出した社会学的認識論は、到底論理....
「イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
にすればこそ両者は相異るわけである。理解の規範――カント的名辞を用いてよいならば
アプリオリ――が、性格概念を規準として二つに分たれる。性格的真理と非性格的真理と....
「科学論」より 著者:戸坂潤
問題を律することは、枝から幹を派生させるようなものだ、科学と哲学とはその立場が、
アプリオリが、違っている。科学的知識の限界を明らかにするものこそ哲学ではなかった....
「カントと現代の科学」より 著者:戸坂潤
つは吾々の精神生活の内に這入る凡てのものは吾々の意識即ち幾何学の公理のみが論理的
アプリオリテートを持ち得る筈である。そしてこの公理の持つ明白さは空間表象の性質そ....
「技術的精神とは何か」より 著者:戸坂潤
は推論こそ論理の本質だと考えているから)というものがあるなら、それは合理主義的な
アプリオリや生得観念の内にあるのではなくて、この歴史的経過の構造秩序から取り出さ....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
。 そこで、「基礎づけ」の好きな小カント学徒達は主張する、自然科学は自然科学の
アプリオリ世界観と、衝突しないではいないが、この衝突はどうやって調停されるのであ....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
られるべき実証科学の立場を、予め持ち込んで来るなどということは許されない、それは
アプリオリの混同だ、そう云って彼等は非難するのが常である。だが今の問題は主観と客....
「娯楽論」より 著者:戸坂潤
だ。娯楽が近代庶民的な卑近さを有っているに反して、幸福は云わば超歴史的なモラルの
アプリオリのようにさえ見える。つまり幸福というものは人生の一つの要請であって、そ....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
学であろうが文芸であろうが、なる程わが国などで一時流行した観念哲学、特には立場(
アプリオリ)の区別に専ら興味を持つ新カント主義哲学などによって、どう本質的なアプ....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
ける処の、宗教独自の領域、而も人類の存在と共に永久不変な聖域を想定する宗教の所謂
アプリオリ(先験)主義である。宗教は人間本来の要求(神とか無限とかへの)に基く、....