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「アラビア数字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

アラビア数字の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
点だった。が、所謂《いわゆる》操行点だけは一度も六点を上らなかった。彼は6と言うアラビア数字に教員室中の冷笑を感じた。実際又教師の操行点を楯《たて》に彼を嘲《あ....
雑沓」より 著者:宮本百合子
り午後一時電話と書生の字でかいてある。その横の壁のうんと高いところに銀三四九〇とアラビア数字で白墨書きがあり、気がついて見ると、その電話のまわりには、謂わばとこ....
文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
りの形式を改めなかった。日本では西洋のように筆算式の算術も起こらず、数字はすべてアラビア数字に拠ることをしなかった。 しかし支那では算木使用の代数学は立派な発....
国境」より 著者:黒島伝治
ツォフからの暗号の手紙を田川の頭のさきで振りまわした。それには、アルファベットとアラビア数字がきれぎれに、一字一字、全部で三十字ほど折れ釘のように並んでいた。ク....