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アルミニウム
「アルミニウム〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
アルミニウムの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
線までの垂直線より少し長めに切って、その全長に渉って直線に一本引いた膠剤の上に、
アルミニウム粉を固着させておいたのです。さてそれから、その側を内にして巻いた端に....
「審判」より 著者:カフカフランツ
が、おもにそのサーベルでそれとわかったのだけれども、少なくとも色から見るのに鞘は
アルミニウムでできているらしかった。Kはそれに驚いて、手を出して握ってさえみた。....
「美少女」より 著者:太宰治
小さい手であった。湯槽にはいったまま腕をのばし、水道のカランをひねって、備付けの
アルミニウムのコップで水を幾杯も幾杯も飲んだ。 「おお、たくさん飲めや。」老婆は....
「一兵卒」より 著者:田山花袋
渠は歩き出した。 銃が重い、背嚢が重い、脚が重い、
アルミニウム製の金椀が腰の剣に当たってカタカタと鳴る。その音が興奮した神経をおび....
「少女病」より 著者:田山花袋
い柔かい美しい春の土に、ちょうど金屏風に銀で画いた松の葉のようにそっと落ちている
アルミニウムの留針。 娘のだ! いきなり、振り返って、大きな声で、 「もし、....
「雑記(Ⅱ)」より 著者:寺田寅彦
当って、横に張り渡した横木に大小四本の円筒が並べて垂直に固定してある。筒の外側は
アルミニウムペイントで御化粧をしてあるが、金属製だかどうだか見ただけでは分らない....
「とんびと油揚」より 著者:寺田寅彦
の底を一様に熱するといわゆる熱対流を生ずる。その際器内の水の運動を水中に浮遊する
アルミニウム粉によって観察して見ると、底面から熱せられた水は決して一様には直上し....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
水の清浄法 近頃汚水から清水を得るのに電気分解を用いる法が出来た。汚水中に
アルミニウムの電極を入れて電流を通ずれば、過酸化
アルミニウムを生じ、これが種々の....
「備忘録」より 著者:寺田寅彦
なってはやり出した電気花火とかなんとか花火とか称するものはどうであろう。なるほど
アルミニウムだかマグネシウムだかの閃光は光度において大きく、ストロンチウムだかリ....
「物質群として見た動物群」より 著者:寺田寅彦
ために神輿が不規則な運動をなしている状態は、顕微鏡下でたとえばアルコホルに浮かぶ
アルミニウムの微細な薄片のブラウン運動と非常によく似た状態を示している。もちろん....
「技術の哲学」より 著者:戸坂潤
して現われることも可能である。曰く無電飛行機・白粉から鋼鉄を取る発明・強力磁鋼・
アルミニウムの銀メッキ・金属性織物・其の他其の他。だが注意すべきは、之等のものが....
「長崎の鐘」より 著者:永井隆
「材料といえば、一体何原子だろう? やっぱりウラニウムか」 「さあ、もしかしたら
アルミニウムのような軽い原子じゃなかろうか」 「でもそんな小さな原子じゃ、解放さ....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
まちがえて、部長先生になぐられた」というのがある。これはレントゲン線濾過板の銅と
アルミニウムとを取りちがえたときの出来事で、治療室勤務の者がたいてい一度は経験し....
「線香花火」より 著者:中谷宇吉郎
に見えるのである。 この頃電気花火という名前で販売されている西洋ふうな花火は、
アルミニウムの粉を主としてこれに光を増すためにマグネシウムを少量加え、硝石その他....
「恢復期」より 著者:堀辰雄
のよく洗濯《せんたく》してあるけれど色がひどく剥《は》げちょろになっているのや、
アルミニウムの珈琲沸《コオフィイわか》しの古くて立派だけれどその手がとれかかって....