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インド洋
「インド洋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
インド洋の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黄金虫」より 著者:佐々木直次郎
民大臣 Earl of Bellamont に認められ、当時アメリカの沿岸および
インド洋に横行していた海賊を剿滅《そうめつ》せよとの命を受けて、一六九六年に“A....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
ることができるようになったおかげで、それまでは、全く不可能とされていた、北氷洋と
インド洋をつなぐ、大運河工事もできるようになり、また、土佐沖海底都のような大土木....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
いのに便所へまで行って船の匂いを嗅いで歩いた。そしてこんな連絡船の匂いから、私は
インド洋、紅海などをさえ思い起こしたりした。 T夫人は船のボーイに幾度となく今....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
・イングランドのこと。 四四 マダガスカルにも…………。――マダガスカル島は往時
インド洋の海賊が根拠地とした島。マラバーはインド南西の海岸、スリナムはオランダ領....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
学雑誌を見ると次のような事が載せてある。「ウードジョーンスという人が一昨年の暮に
インド洋から空瓶を数個海中に投じ、その中に手紙を封入して誰でもこれを拾うた人はそ....
「チェーホフ試論」より 著者:神西清
断し、首尾よく目的地に着いて冷静きわまる科学的データの蒐集に従い、帰りの海路では
インド洋を全速力で進む汽船の甲板から身を躍らせて、船尾に垂らしたロープにつかまり....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
州を通って、真っ直ぐに東の方に向って来まして五台山まで達しました。右の手は南の方
インド洋に出まして錫蘭(師子洲)からハワイ(訶陵)、スマトラ(仏逝)その附近のボ....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
らずして、ヤソ教外より発したる影響なり。すなわち、十字軍の東征よりアメリカ発見、
インド洋航海等のこと起こり、欧州の人民ただちにアラビア、インド等の新文物に接し、....
「西航日録」より 著者:井上円了
。午後雷雨あり。七日(日曜)碇泊、八日正午抜錨。これよりマラッカ海峡を一過して、
インド洋の東端に出でて、アンダマン群島に沿ってベンガル湾に入る。その間、毎日快晴....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
) そのほか、豪州中タスマニア州および西豪州紀行あれども、記事の都合にて、「南
インド洋船中日記」に入る。 明治四十四年五月十六日、晴れ。午前十時寓所を去り、....
「咸臨丸その他」より 著者:服部之総
》へはじめて来ているが、これはそれまで日本へ来たすべての米国船と同様に大西洋から
インド洋を経てきたものである。 はじめて北太平洋を横断した汽走船――商船といわ....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
ープホーンを廻って太平洋へ首を出すまでには、立派に喜望峯《きぼうほう》をめぐって
インド洋へ出ていられる。インド以東がどんなに遠かろうと、いたるところ商利を約束す....
「黒船前後」より 著者:服部之総
々のティー・クリッパアは、汽船が太平洋を渡るころになっても、依然として南シナ海、
インド洋および太平洋の女王だった。ところが一八六三年にとある果敢な荷主が出て、上....
「グーセフ」より 著者:神西清
ても待ち通せまいことは知り抜いていながら、それを構わず乗せおったことだ。まあ仮に
インド洋までは持つとする。だがその先はどうだ。考えても怖ろしいじゃないか。……こ....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
盲目を導いて二人ながら穴に陥り、そのまま生命を絶つもあり、途方もない方角へ進んで
インド洋に溺れたり、イラン高原を逍遙してこれがエベレストだと喧伝したり、たまたま....