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イースター
「イースター〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
イースターの前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
り代わりひざまずき進みて、その像の手足胸腹を口吻せしむ。 ヤソ昇天の日、これを
イースターという。この日はヤソ教国の大祝日の一つにして、一年中ヤソ降誕の日を第一....
「西航日録」より 著者:井上円了
に入った。) 四月十日はグッド・フライデーと称し、ヤソ教の大祭日なり。十二日は
イースターと称し、ヤソ昇天日なり。ロンドンにては十日より十三日まで四日間、市中一....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
村恒造氏とともに電車に駕して市内を巡見し、公園に佇立して楽隊の奏楽を聞く。当日は
イースターの大祭日なれば、園内の群集一方ならず、その人数、万余に及ぶ。これより杉....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
等法院の開廷期が四期に分れていた。ヒラリー期(一月十一日から同月三十一日まで)、
イースター期(四月十五日から五月八日まで)、トゥリニティー期(五月二十二日から六....
「環礁」より 著者:中島敦
洋上に点在するこれらの遺址(ミクロネシヤのみならずポリネシヤにも相当に存在する。
イースター島の如きは最も有名だが)を比較研究した後、遥かなる過去の一時期に西は埃....
「光と風と夢」より 著者:中島敦
を作って贈って呉れた。 或るスコットランド人は、太平洋の島々の中で最も神秘的な
イースター島(其処では、今は絶滅した先住民族の残した怪異巨大な偶像が無数に、全島....
「倫敦消息」より 著者:夏目漱石
君らにはそこに少々興味があるだろう。 この前の金曜が「グード・フライデー」で「
イースター」の御祭の初日だ。町の店はみんなやすんで買物などはいっさい禁制だ。明る....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
ことだ。英国側は濠洲航路のために造られた超巨船一万八千九百十四トンの「グレート・
イースターン」を大西洋に動員した。むろん欠損だ。ところで、米国側は、欠損どころか....
「復活祭」より 著者:久生十蘭
ちゃいなさい」 「捨てたってかまわないが、まあもうすこしこうしておこう、復活祭《
イースター》のお祝いに、オフィスの小さな女の子がつけてくれたんだから」 なるほ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
る。わが邦にも古く伏兎という菓子あり、兎に似せた物と聞くが実否は知らぬ。復活節を
イースターというはアングロ・サクソン時代に女神エストルをこの節祭ったから起る。思....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
および東亜細亜雑誌《ゼ・ジョーナル・オブ・ゼ・インジアン・アーキペラゴ・エンド・
イースターン・アジア》』五巻五号)、過去世のイグアノドン、予がハヴァナの郊外で多....
「「黄銅時代」創作メモ」より 著者:宮本百合子
autland Park. 二十日 岩本さんと森田さんとに会う、青い着物で
イースターの休みがすむ。 二十三日 森田さんと岩本さんが来たので、Aを呼んで....
「南路」より 著者:宮本百合子
どすると、先ず自分が、神経的に精力を失ってしまった。 屋外には、紐育の復活祭《
イースター》時分のように烈しい日光が照っている。 停車場の附近は一帯の黒人街で....
「「伸子」創作メモ(一)」より 著者:宮本百合子
ての考、徹夜、 ○ライブラリーで暫く会わないという手紙を書いて絶交する。 ○
イースター後、春、殆ど初夏の五月 鶴見氏との交際 河合、ハザノブウィッチ。学校の....