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ウエスト
「ウエスト〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ウエストの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
地)Ipswich.(イギリス) ウエーマウス(地)Weymouth. 町の名。
ウエスト(人)West. ウォータールー・プレース(地)Waterloo pla....
「空襲下の日本」より 著者:海野十三
砲火を交えている日米の主力艦隊の運命が決っている頃だろうが、きっと陸奥や長門は、
ウエストバージニアやコロラドを滅茶滅茶にやっつけているだろうと思うよ」 「軍艦は....
「花束の虫」より 著者:大阪圭吉
、到頭その儘出て行って了った。 大月は自分の椅子へ腰を下ろすと、さも満足そうに
ウエストミンスターに火を点けた。 秋田はどうにも堪らなくなって、到頭大月の側へ....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
紀の初め、ゲッチンゲンに起った出来事なんだが、オット・ブレーメルという、いかにも
ウエストファリア人らしい鋭感的な少年が、同地にあるドミニク僧団の附属学園に入学し....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
いても、不義不正や圧迫には一分の揺ぎもしない彼には、骨というものがある。静かだ、
ウエスト・エンド|通りの雑踏が蜂のうなりのように聴えてくる都心|紐育下町のなかに....
「赤げっと 支那あちこち」より 著者:国枝史郎
うことや……。 上海は物価が非常に安く、わけても煙草が安く、日本で七十五銭する
ウエストミンスターが上海では十七銭だということや、自動車のことを気車といい、汽車....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
に航空路ができるについて読売新聞で試験飛行をやった。それに乗ったのである。ノース
ウエスト航空会社のDC四型という四発機。四千五百メートルぐらいの高度で大阪まで往....
「“能筆ジム”」より 著者:坂口安吾
三人息子一人と住むことになったが、そこにはしばらくの間で、ニュウ・ジャージー州の
ウエスト・フィールドに移り、その後また同じ州のフランクフルトに住み、農場を持ち、....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
に見聞いたし候事にて、禽獣の所行と申すべし。ついては仏国ミニストル、ひとまず軍艦
ウエストの船中へ引き取りおり、なお右行くえ相知れざる人々死生にかかわらず残らず当....
「智恵子の半生」より 著者:高村光太郎
った。その夏同宿には窪田空穂氏や、茨木猪之吉氏も居られ、又丁度穂高登山に来られた
ウエストン夫妻も居られた。九月に入ってから彼女が画の道具を持って私を訪ねて来た。....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
《ペピニエール》の胸壁に沿った道で、ひとりの男とごく若い娘とを見かけた。ふたりは
ウエスト街の方に寄った最も寂しい道の片端に、いつも同じベンチの上に並んで腰掛けて....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ごく小さなみすぼらしい住居であって、互いにごく離れた街区にあった、すなわち一つは
ウエスト街に、一つはオンム・アルメ街に。
彼は時々、あるいはオンム・アルメ街に....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
はありませんか。」 「ない。」 「御苦労さまでしたな。」わたくしは巻煙草も金口の
ウエストミンスターにマッチの火をつけ、薫《かおり》だけでもかいで置けと云わぬばか....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いていましたよ、この辺の山のことでもなんでもよく知っているには驚かされましたよ。
ウエストとかなんとかいう名の男でしてね、それが、あんた、日本人がまだ名も知らねえ....
「アラスカの氷河」より 著者:中谷宇吉郎
づかないと、見られない。しかしその遠望は、飛行機の上からも容易に見られる。ノース
ウエスト機も、日航機も、氷河地帯のすぐ近くの海上を飛ぶからである。 もっとも天....