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「エネルギー〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

エネルギーの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
デンマルク国の話」より 著者:内村鑑三
足りません。これに対して国の大なるはけっして誇るに足りません。富は有利化されたるエネルギー(力)であります。しかしてエネルギーは太陽の光線にもあります。海の波濤....
惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
発して、愛の本質を帰納しようとする。そして直ちに、愛とは与える本能であり放射するエネルギーであるとする。多くの人は省察をここに限り、愛の体験を十分に噛みしめて見....
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ヘルムホルツの考え/リッターの研究/ガス状天体の温度/雰囲気の高さ/太陽の温度/エネルギー源としての太陽の収縮/天体がその雰囲気中のガスを保留し得る能力/ストー....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
まった。 悲鳴とも叫喚ともつかない市民の声に交って、低い、だが押しつけるようなエネルギーのある爆音が、耳に入った。 ぱッと、空一面が明るくなった。 弦三は....
柿色の紙風船」より 著者:海野十三
ことが何の役に立つというのだ。絶望、絶望、大絶望だった。数万の毛穴から、身体中のエネルギーが水蒸気のように放散してしまった。私は脱ぎ捨てられた着物のようになって....
海底都市」より 著者:海野十三
の方々には、三重にも四重にも違った疼痛《とうつう》があって、それに耐えるのに僕のエネルギーは精一ぱいであった。誰が僕の背中を押して水を吐かせているのか、誰が口論....
火星探険」より 著者:海野十三
、普通のロケットとはちがい、時速十万キロメートルぐらいは楽に出せるすばらしい原子エネルギー・エンジンによるロケットだそうである。 しかもその塔は、ロケット塔で....
宇宙の迷子」より 著者:海野十三
だみたいにやすくなったが、それは原子力エンジンにくらべると、たいへん能率のわるいエネルギーの源だからである。 さて、わがポコちゃんと千ちゃんをここへつれてきて....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
宇宙線遮蔽をしてある檻の中にぶちこんだ。宇宙線遮蔽がしてないと、彼らは宇宙線からエネルギーをとって、おいおい元気を取りもどすから、宇宙線は、彼らがかろうじて生き....
カタカナニツイテ」より 著者:伊丹万作
ナル。クワシイコトハ物理学者ニ聞カナイトワカラナイガ、多分直線ノホウガヨリ少ナイエネルギーデヨリ多クノ距離ヲ行ケルノダロウト思ウ。コノ問題ハ活字ト関係ガナサソウ....
荒蕪地」より 著者:犬田卯
げて貰わざるを得なかった。それにしても一面、儀作はまだその頃年も若く、ありあまるエネルギーが体内にこもっていた。で、まだ山仕事の出来るくらいだった亡父と話し合っ....
」より 著者:犬田卯
「へへえ……」と塚屋は唇をひん曲げた。「組合長ら何処さお百度踏んだのかよ。今頃はエネルギー絞り上げられっちまって、死んだように寝てべえ。ホルモン注射でもしてやら....
沼畔小話集」より 著者:犬田卯
口にしなかった。五十歳に近い彼が若者のように漆黒の毛髪を持ち、三日間も立像化するエネルギーを把持しているというのは、全くこの生ものの故かも知れなかった。 兼さ....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
ばならない。われわれは昨年警職法改悪の意図を粉砕した経験と成果をもっている。このエネルギーはいまなお国民一人一人の中に強く燃えつづけ、たたかえば勝てるという確信....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
、既に驚くべき科学の発明が芽を出しつつあるではないか。原子核破壊による驚異すべきエネルギーの発生が、巧みに人間により活用せらるるようになったならどうであろうか。....