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エレベータ
「エレベータ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
エレベータの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「橋」より 著者:池谷信三郎
た二人の女学生は、手をつなぎ合せながら、可憐しそうに、お揃いの肩掛を買っていた。
エレベーターがちょうど定員になったので、若夫婦にとり残された母親が、ふいと自分の....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
属修繕工場や住居室もでき上っていない。 それにひきかえ、鉄塔の中を上下している
エレベーターとか、これ等のものを動かす発電動力室などはすっかり完成していて、三千....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
ください。ごらんのとおり、この橋はまっすぐに伸び、やがてはしに達します。そこには
エレベーターがあって、上り下りしています。それに乗って、下までおりてごらんになる....
「海底都市」より 著者:海野十三
険なおもいをしなくてすんだ。 おどろいたことは、いつの間に据《す》えつけたか、
エレベーターが十台ばかり並んで、しきりに上《のぼ》り下《お》りしている。ずいぶん....
「怪塔王」より 著者:海野十三
と揺れたかと思うと、ああら不思議、そのまますうっと下にさがりはじめました。まるで
エレベーターで下りるような工合です。 「あっ、僕たちをどうするのだ」 と叫んだ....
「火星兵団」より 著者:海野十三
とその場にへたばった。同時に、三人の体は下に落ちて行った。二人の火星人は、何だか
エレベーターのようなものに乗っていたのである。その
エレベーターが、三人を乗せて下....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
、入口附近に居住している連中にも、それと判らなかった。唯一つ、日本橋の某百貨店の
エレベーター坑道の底部に開いているものは、
エレベーター故障事件に発して、炯眼なる....
「空中墳墓」より 著者:海野十三
ぽっかり、眼が醒めた。 ガチャリ、ガチャリ、ゴーウウウ。 四十階急行の
エレベーターが昇って来たのだった。 「誰か来たナ」 まだ半ば夢心地の中に、そう....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
年の男は、ほっとした面持になって、うしろを振返った。担架をかついだ一隊が、停った
エレベーターからぞろぞろとでてくるのが見えた。 その中に、ひとりいやに背の高い....
「人造人間の秘密」より 著者:海野十三
合について、遠慮なく、批評をしてくれたまえ」 フリッツ大尉は、そういって、私を
エレベーターにのせて、別室へつれて行った。 それは、三階ぐらい上のところにある部....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
るおつもりなんで……」 「今に、リント少将の飛行船かなんかがこの上へとんで来て、
エレベーターかなんかを、この甲板におろすだろうと思うんだ。そいつをこうして、待っ....
「超人間X号」より 著者:海野十三
うにぴたりととじた。そしてその小さな部屋はたちまち、矢のように下におりはじめた。
エレベーターだ。この部屋はそのまま、
エレベーターになっていたのだ。そしてさっき話....
「二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
ア大総督を、椅子のうえから飛びあがらせるほどひどく愕かせた。 大総督は、直ちに
エレベーターを利用して、地下二〇〇|米の本営第〇号室に入った。 そこは、ものす....
「のろのろ砲弾の驚異」より 著者:海野十三
かり卓子につかまっていなさいといったのは、ここなんだ。そうです、この小室全体が、
エレベーター仕掛になっているのです。床も天井も壁も、一緒に落ちていくのです。もう....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
なるほど、そういうものかと、東助とヒトミは目をみはった。 数字をかいた円盤は、
エレベーター仕掛《じか》けになって上り下りできるようになっていた。それは樽ロケッ....