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カテドラル
「カテドラル〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
カテドラルの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
二、三名の訓導ありて、その区内を監督す。ゆえに、寺院に二種あり。教正の住する寺を
カテドラルという。本山の義なり。訓導の住する寺をチャーチという。末寺なり。末寺に....
「西航日録」より 著者:井上円了
ず。そのうち特に記すべきものは左の二、三なり。 二月五日、曇天。カンタベリー・
カテドラルに詣す。これ英国国教宗の総本山なれば、その広壮なるは言うをまたざるなり....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
物館、図書館を併置す。博物館内には当地にて採集せる物のみを陳列す。また、英国宗の
カテドラル(本山)あり。晩天ようやくはれて、夕陽影裏に牧羊の草間に遊ぶを見るもま....
「ヴェルダン」より 著者:野上豊一郎
に一番に目を惹いたものは、街路の左側に高い方塔を一つ聳やかしたゴティク様式の古い
カテドラルだった。八百年の星霜を経てどす黒く寂び、雅致を失わない程度にがっちりと....
「痀女抄録」より 著者:矢田津世子
はローマネスク時代の遺品中最も珍奇なものとして今日仏蘭西ノルマンディのバイユー・
カテドラルに蔵されているときく。ノルマンディ公ウイリヤムの英吉利征服に材を取りマ....