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カブ
「カブ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
カブの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西航日録」より 著者:井上円了
にすでに記せり) 第三、ジャヌー(Janu)峰(二万五千三百四フィート) 第四、
カブルー(Kabru)峰(二万四千十五フィート) 以下これを略す。しかして、い....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
らされ、海軍からは中身を使用したあと、海中に捨ててもすぐ水を吸って沈むように、ブ
カブカのはこを作れと命令されるなど陸海軍正反対の注文を受けたりした。 そして終....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
力であった。 それ故世間は半信半疑で、初めはやはり政治家の小説と同じ一時の流行
カブレで、堂々たる学士がマジメに小説家になろうとは誰も思わなかった。ところが高田....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
かと思って見まわしたが、それはどこにも見えなかったという。 ◯この有楽町では、鉄
カブトをかぶった首がころころ転っていたという。防空壕から首だけ出していたので、首....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
その他の国々の人が多く、まるで人種の展覧会のようにも見えた。 「そのきゅうくつな
カブトをおぬぎなさい。それからその服も……」 そういったのは、やせて背の高い白....
「間諜座事件」より 著者:海野十三
な気持だった。 明るい舞台では、コメディ「砂丘の家」が始まっていた。 流石に
カブリツキは遠慮して、中央の席に坐る。 舞台は花のように賑かだった。 だが、....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
けたとおりの月人の姿をしたものが、第三門口を、拳《こぶし》でがんがん叩いている。
カブト虫みたいな気味のわるい身体。上がとんがったのっぺらぼうの頭。その上に黄いろ....
「蠅男」より 著者:海野十三
顔の青い大きな色眼鏡をかけた人だす。風邪ひいとる云うてだしたが、引きずるようなブ
カブカの長いオーバーを着て、襟を立ててブルブル慄えていました。そして黒革の手袋を....
「氷河期の怪人」より 著者:海野十三
え、チベットやネパールやブータンの国々の間をぬい、そして一気にアフガニスタン国の
カブールという都市まで無着陸の飛行をつづけなければならなかった。これは全航路の中....
「古事記」より 著者:太安万侶
ハノモヂクヌスヌの神です。この神がオカミの神の女のヒカハ姫と結婚して生んだ子がフ
カブチノミヅヤレハナの神です。この神がアメノツドヘチネの神と結婚して生んだ子がオ....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
地軸孔」探検はそんなものではないらしい。近東空路を、はるばるアフガニスタンの首府
カブールまで伸ばしてきた、独逸航空会社には一層の野心があるのだろう。英ソの緩衝地....
「競馬」より 著者:織田作之助
刺青をされた。一の字を彫《ほ》りつけられたのは、抗夫長屋ではやっていた、オイチョ
カブ賭博《とばく》の、一《インケツ》、二《ニゾ》、三《サンタ》、四《シスン》、五....
「放浪」より 著者:織田作之助
と顔中皺だらけに笑い出し、まるで酔っぱらったようにぐにゃぐにゃした。男はオイチョ
カブの北田といい、千日前界隈で顔の売れたでん公であった。 その夜オイチョ
カブの....
「放浪」より 著者:織田作之助
ナと顔中皺だらけに笑い出し、まるで酔っぱらったようにぐにゃ/\した。男はオイチョ
カブの北田といい、千日前界隈で顔の売れたでん公であった。 オイチョ
カブの北田に....
「単独行」より 著者:加藤文太郎
見ただけで退却する。ちょっと下るともう風もなく嘘のようだ。歩いて下るのも、ブレー
カブル・クラストのためなかなか調子が悪く、またスキーを履いてからも暗いのとスキー....