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キャンディ
「キャンディ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
キャンディの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
ていたのだ。
「これでも召し上がれ」
食事が済んでから葉子は米国から持って来た
キャンディーを二人の前に置いて、自分は煙草《たばこ》を吸った。貞世は目を丸くして....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
もっとぜいたくすれば、コーヒーも出すのよ。」 「ジョウ、あなたは。しょうがパンと
キャンディだけしかつくれないじゃないの。あたしこの御馳走には関係しないわよ。だっ....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
かぶった若い兵隊が、“Candy” I call sugar “Candy”……
キャンディよ、まったく砂糖だね。お前も甘いし、あたしも甘い。
キャンディの仲だよ、....
「甘話休題」より 著者:古川緑波
森永のミルク・キャラメルに前後して、森永パール・ミンツなどという、これは庶民的な
キャンディーも売り出された。 これらの菓子は、種苗などを入れるような紙の袋に入....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
いし》い、お美味いというそのままの名なのだもの。フランス人はしゃれて居りますね。
キャンディなんて、それは歯でかむものの名です。かみそうな名じゃないの。ボンボン、....
「南路」より 著者:宮本百合子
ステーションに来ると、持札を投げすてて外の売店に駈けて行く。そして、果物や糖菓《
キャンディー》の紙袋を抱えて来て、皆に食べさせる。出来るだけ食堂に出ず入費を除い....