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グロ
「グロ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
グロの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
ばらくまじまじと見やっていたが、その人たちのしかつめらしいのが無性《むしょう》に
グロテスクな不思議なものに見え出して、とうとう我慢がしきれずに、ハンケチを口にあ....
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
ろうと思います。彼は後世に英国というものを遺した。合衆国というものを遺した。アン
グロサクソン民族がオーストラリアを従え、南アメリカに権力を得て、南北アメリカを支....
「恐竜艇の冒険」より 著者:海野十三
かげ。わに。青黒い蛇(こんなものは、あんまり感心しないね)それからヤシの木。マン
グロープの木。ゴムの木。それからスコール。マラリヤ。デング熱のバイ菌《きん》。カ....
「生まれいずる悩み」より 著者:有島武郎
ち直って沖を目ざす。 この出船の時の人々の気組み働きは、だれにでも激烈なアレッ
グロで終わる音楽の一片を思い起こさすだろう。がやがやと騒ぐ聴衆のような雲や波の擾....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
アジアのが一三、オーストラリア及びポリネシアが九、南北アメリカのが三七である。ニ
グロやカフィール族(Kaffer)の黒人やアラビア人はこの種の伝説を知らないので....
「恐しき通夜」より 著者:海野十三
電気機械などが押しならんでいて、四面の鼠色の壁体の上には、妖怪の行列をみるような
グロテスク極まる大きい影が、匍いのぼっているのだった。 「キ、キ、キ、キキキッ」....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
に骨が折れても、当分はこの推理小説一本槍にて進むこととし、いわゆる情痴犯罪のエロ
グロには手を染めまいと思っている。江戸川、小栗、木々などの諸友の考えもここに在る....
「海底大陸」より 著者:海野十三
はがんらい、たいへん頭がよく、落ちつきがあり、そして不撓不屈の紳士であった。アン
グロ・サクソン人種の、最もよい性質を持っているかれだった。 クイーン・メリー号....
「恐竜島」より 著者:海野十三
て、それが方々にとんがっている。そのまわりは一面に深い密林だ。椰子もあるし、マン
グローブ(榕樹《ようじゅ》)も見える。その間に、ところどころ白い砂浜《すなはま》....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
ある。出入口のついている壁には、大きな鏡のついた戸棚がとりつけてある。天井には、
グローブ式電灯が嵌め込んである。ちと無風流な部屋だ。そして一体ここは何処だか、僕....
「幸福のうわおいぐつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
がでて来ました。夜番は、これこそ一生に一どの恐しい夜であったと白状しました。もう
グロシェン銀貨なん枚もらっても、二どとこんなおもいはしたくないといいました。しか....
「幸福な家庭」より 著者:井上紅梅
そこで彼等は同時に箸を著け、同時に一塊の蛇肉を抓む。――いやいや。どうも蛇肉では
グロだ。やっぱり鰻という方がいい。そんならこの『竜虎闘』は蛙と鰻で作ったものとい....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
長をやめるとき、委員会ではファラデーを会長に推選することになり、ロッテスレー男、
グローブ、ガシオットが委員の代表者となって、ファラデーに会長就任を勧めにやって来....
「瘤」より 著者:犬田卯
とその魁奇なる容貌――その頃から左の頬へぶら下りはじめた瘤のためにますますそれは
グロテスクに見え出した――政×会に属していた彼は、一方県警察部の剣道教師という地....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
て予備隊をもって一挙に止めを刺さんと計画を立てた。 これがため敵の左翼に対しては
グローチの騎兵隊をもって牽制せしめ、敵の右翼に対しては第三軍団をもってセント・ア....