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コント
「コント〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
コントの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
四十三種ありて、みなヤソ教の宗派なり。しかしてヤソ教に属せざるものは、ユダヤ宗と
コント宗と仏教宗の三種なり。ヤソ教中に旧教(すなわちローマ宗)と新教の二種あり、....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
て休養す。 九月二十四日(日曜)、曇り。午前、田辺氏の案内にて、フランス国大家
コントの教会ポジティビストの会堂に至る。会長テセラメンデス氏の説教中なり。会堂は....
「妖怪学」より 著者:井上円了
持ちて立つなり。その棒の木口に三の字を書いて、わが口の中にて「カエリコンズカエリ
コントハオモエドモ、サダメナキヨニサダメナケレバ」と三度読み、口の内にて「ヨレヨ....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
、バックル、ラバック。フランスの学者では主としてルソー、モンテスキュー、ギゾー、
コント、トクヴィールというような人の思想が輸入され、そして自然科学の側ではダーウ....
「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」より 著者:内田魯庵
皆文人対文人の問題――主張対主張の問題では無い――であって、未だ嘗て文人対社会の
コントラバーシーを、一回たりとも見た事が無い。恐らく之は欧洲大陸に類例なき日本の....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
汲む露国の思想に養われていたから、到底これらの唯物論だけでは満足出来ないで、終に
コントに走って爰に初めて一道の曙光に接する感があった。恐らく二葉亭の思想の根本基....
「二葉亭余談」より 著者:内田魯庵
真面目な職業なり学問なりを与えてやりたいのだ」と、女の咄から発して人生論となり、
コントのポジティヴィズムに説き及ぼし、蜘蛛が巣を作るように段々と大きな網を広げて....
「深夜の市長」より 著者:海野十三
焦げた薄いトーストを作っては喰べ、作っては喰べした。それからH社から頼まれている
コントを三つほど書き、ついでにその編集者へ原稿料をもっと上げて貰えないかという手....
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
分の子のいうことさえ耳に入らないということになるのです。 今読んで打たれている
コント・ド・ロートレアモン(本名イジドル・デュカス)作の「マルドロールの唄」を送....
「久野女史をいたむ」より 著者:兼常清佐
に、特に譜を正しく読む事に、まだ多少の工夫の余地はあったであろう。あるいは和声や
コントラプンクトや、曲全体の構造などについてはまだ多少学ぶべき余地もあったであろ....
「あるニュウ・フェイスへの手紙」より 著者:岸田国士
がね思っています。 どんなことでも、破目を外すことはいと易しいことです。自分を
コントロールできさえすれば、最もヤンチャな見物の前で一役を演じてみたまえ。「糞面....
「「にんじん」とルナアルについて」より 著者:岸田国士
あるのを見ればわかる。 彼の文名は、形の上ではまことに微々たる小品、スケッチ、
コント風の短篇、など、一風変わった「小さなもの」を書くファンテジスト、ユモリスト....
「光は影を」より 著者:岸田国士
めるのを、彼は笑つて、 「不潔つてこともないだろうが、まあ、そういう大人がいて、
コントロールしてくれゝば、大した間違いはあるまい」 こういうと、多津は、 「と....
「幾度目かの最期」より 著者:久坂葉子
ンジ。切符のこと、税務署に文句をつけられたり。朝から五六本も電話がかかる。新聞の
コントたのまれる。この二月に描いた、唐津での陶器がおくられ、その代金を書留で送っ....
「久坂葉子の誕生と死亡」より 著者:久坂葉子
ていた。その年の十二月、私は生まれてはじめて、原稿料五百円をもらった。神戸新聞の
コントである。大きな顔をして、家族へ菓子を買って帰った。その頃、私は喫茶店につと....