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コンビ
「コンビ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
コンビの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地獄の使者」より 著者:海野十三
ない。自分としては、あまり多きを望まないけれど、せめて長谷戸検事のような人物との
コンビが解かれ、若いとき自分を引廻してくれたあの雁金検事のような人と仕事をしたい....
「十八時の音楽浴」より 著者:海野十三
を、同じく純白の絹でもって身体にピタリと合う服――というよりも手首足首にまで届く
コンビネーションのような最新の衣裳を着、その上に幅広の、きわめて薄い柔軟ガラスで....
「私の洋画経歴」より 著者:小野佐世男
がいない。 キーストン喜劇の前に、ハム、チビという妙な髯をはやした大男と小男の
コンビの喜劇新馬鹿大将という英国の喜劇俳優もわすれがたい想い出である。 総てこ....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
ジョウのうで前は、すこしあぶないようでした。メグが心配すると、 「だいじょうぶ、
コンビーフも、じゃがいももある。つけ合せに、アスパラガスとえびを買ってくるわ。そ....
「握り寿司の名人」より 著者:北大路魯山人
しまった。昔ならほとんど見られなかった風景である。この調子では今にトマトの寿司、
コンビーフの寿司、サンドイッチの寿司、トンカツの寿司など、創意創作がむやみやたら....
「美食と人生」より 著者:北大路魯山人
くる者、食の雅俗を知らず、料理する者、食器の可不可を弁えず、これでは料理と食器の
コンビは失われ、犬猫同然で、甚だ残念である。 要するに、与えられたる人生を美し....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
ていたものだが、これは彼の選手中にすでにパンツだけになったようだ。 ところで、
コンビネーション・ダイビングというものを、みなさん知ってますか。 男の子や、女....
「ジロリの女」より 著者:坂口安吾
へ油を売りに来ていたのだ。そこで私が、 「どうだい、アヤちゃん。あなたと私の即製
コンビで、お手伝いをしようじゃないか」 「あんた、できる?」 「やってみなきゃア....
「探偵小説とは」より 著者:坂口安吾
のも、一つの方法であろう。各々違う職業の男女両性とりそろえ、三人から五人ぐらいの
コンビが適当に思われる。 合作に適する文学作品は、推理小説と、映画のシナリオ。....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
いをしました。冬の休みを利用して仙台から中学生の甥も見学だと称して出京し、安雄と
コンビになって荷車の後押しや餅配達をやりました。 その中でのおかしい話。西大久....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
とは必然だろうと思われる。店主と店員との間というものはなかなか難しいもので、この
コンビネーションは微妙なものがある。勇将の下に弱卒なしというが、天下に稀に見る戦....
「歌の口調」より 著者:寺田寅彦
、五の「七」を三と四に分けるか二と五に分けるかというような自由があるのでそれらの
コンビネーション、パーミュテーションでかなり複雑な変化が可能になる。 しかし、....
「雑記(Ⅱ)」より 著者:寺田寅彦
の四つの時間間隔は決して一様にはならないものらしい。その長短がいろいろの偶然的な
コンビネーションで起るのが先ず面白かった。それから五つの煙の塊が空中に描く屈曲し....
「俳句の精神」より 著者:寺田寅彦
らるる精神的内容はいくらでも進化しうるのである。 十七字のパーミュテーション、
コンビネーションが有限であるから俳句の数に限りがあるというようなことを言う人もあ....
「函館の大火について」より 著者:寺田寅彦
を及ぼす性質のものではないと思われる。 要するに当時の気象状態と火元の位置との
コンビネーションは、考え得らるべき最悪のものであったことは疑いもない事実である。....