»
コーナ
「コーナ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
コーナの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「四次元漂流」より 著者:海野十三
ついて深く考えていたし、また名探偵シャーロック・ホームズの物語で有名な探偵小説家
コーナン・ドイル氏も、晩年を心霊学研究に捧げ、たくさんの興味ある報告をしている。....
「競馬」より 著者:織田作之助
げ》の中を焦躁《しょうそう》の色を帯びた殺気がふと行き交っていた。 第四|角《
コーナー》まで後方の馬ごみに包まれて、黒地に白い銭形紋《ぜにがたもん》散《ち》ら....
「今昔茶話」より 著者:国枝史郎
、宇宙の将来を予言している「予言文学」であることも、周知のことである。 僕は、
コーナンドイルの探偵小説と、イブセンの戯曲と、ウエルスの科学小説――この三つだけ....
「ヂュパンとカリング」より 著者:小酒井不木
遣り方によって事件を解決しているのである。実際、シャーロック・ホームズを創造した
コーナン・ドイル自身が、「探偵小説作家は、必ずポオの足痕を踏んで行かねばならぬ」....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
が起った。実にこれは珍なるレースで、三千|米決勝レースの二千九百米余が終り最後の
コーナをまさに曲りきって直線コースにかかろうというところで、先頭の松下嬢のクリッ....
「“能筆ジム”」より 著者:坂口安吾
出かけた。二十ドルのニセ札を三枚処分したのちであった。彼は、三番街と十六番通りの
コーナーにある食糧品店ジョン・ウェリマンの店に入っていった。彼は壜詰の洋酒が欲し....
「白銀の失踪」より 著者:ドイルアーサー・コナン
ばらく一心に眺めていたが、 「見事だ! 素晴らしいスタートだ! や、や、来たぞ!
コーナを廻って来たぞ!」 馬車の上から見ていると、やがて直線部に来た時の彼等は....
「国立国会図書館について」より 著者:中井正一
上げたい。貴方の席をちょっとあけて取って置いて頂きたい。私もその国立国会図書館の
コーナー・ストーンの下に身を横たえたいと存じますから」とのべた。 皆笑ってしま....
「歴史の流れの中の図書館」より 著者:中井正一
て、内外の世界的スケールで、集団的情報組織の一環として、我館は東洋の一角に、その
コーナー・ストーンを、先んじて置いたというべきである。アメリカの議会図書館の姉妹....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
夢 一 五百メートル競走だった。私はスタートでいちばん外側に並ばされたので第一
コーナーで先頭に立つ作戦をあきらめねばならなかったが、少なくとも先頭の一団には食....
「春雪」より 著者:久生十蘭
二 伊沢と二人でラウンジまでひきさがったところで、池田は急に疲れてコージイ・
コーナーの長椅子へ落ちこんだ。 「名《めい》スピーチだったよ。弔辞と祝辞のハギ合....
「グスコーブドリの伝記」より 著者:宮沢賢治
一 森 グスコーブドリは、イーハトーヴの大きな森のなかに生まれました。おとうさんは、グス
コーナドリという名高い木こりで、どんな大きな木でも、まるで赤ん坊を寝かしつけるよ....
「赤い貨車」より 著者:宮本百合子
のついたけちなハンカチづつみをとり出した。死んだ母親がナースチャにくれた聖像《イ
コーナ》であった。聖像は、ほんの小さい二寸角ばかりのもので、なんだかわからない古....
「無題(二)」より 著者:宮本百合子
其は限りない快さだった。 元通り、仕上げの精巧なブロンズのスタンドの立って居る
コーナー、しずかなメツアニン、一年前に、此処を通ったときは予想の仕様もなかったA....
「職業婦人気質」より 著者:吉行エイスケ
ろえて彼女があるきだした。 ――フジ・グリルのビフテキは? ――いいわ。 街の
コーナーから灰色の影を消して彼氏と彼女はフジの二階にさっさと登って行った。そこの....