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「コーン〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

コーンの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
てきたという物語にも現われているが、この説には有名な植物学者のフェルディナンド・コーン(Ferdinand Cohn)やまた恐らく現代の最大なる物理学者ケルヴィ....
色盲検査表の話」より 著者:石原忍
最も適した方法と考えられる。他の検査表の正確度はシャーフ氏表・スチルリング氏表・コーン氏表・ナーゲル氏表の順序に下降する』と、記載しました。 昭和四年に和蘭の....
振動魔」より 著者:海野十三
のけて底に小さな孔をあけ、そこに糸をさし入れて缶を逆さに釣り、鉛筆の軸かなにかでコーンと一つ叩いてみるがいい。そうするとこの缶は形の割合には大きい音をたてて、グ....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
ターを塗ったもの、ビスケット、ケーキ、その時々の主婦の思い付きによります。時にはコーン・フレックスといって玉蜀黍の沢山入ったパン菓子の暖め立てのものを食べます。....
本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
シャ頬張っている面の癪《しゃく》に触る事! 吾輩等は握飯を失ったので仕方なく、コーンビーフの缶詰を切り、握飯の中の梅干だけはまさか汗漬にもなるまいと、塩からい....
ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
年――肖像画、ヨーゼフ・シュティーラー作。(ベルリンのアレクサンダー・マイヤー・コーン所蔵。フリンメル第七十一頁に複製あり) 一八二一年――胸像、アントン・ディ....
糸くず」より 著者:国木田独歩
シュコルン殿がお前と話したいことがあるそうで。』 アウシュコルンは驚惶の体で、コーンヤックの小さな杯をぐっとのみ干して立ちあがった。長座した後の第一歩はいつも....
少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
一に必要なのは、食料品である。船の所蔵品をしらべると、ビスケット、ハム、腸づめ、コーンビーフ、魚のかんづめ、野菜等、倹約すれば二ヵ月分はある。だがそのあいだに、....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
ら、彼の侍が鐘ヶ淵の水面を覗き込む、途端に安国山総寧寺の夕勤めの鐘の音が、微かにコーン/\と聞えました。この侍は何者か、一寸一息つきまして申し上げます。 彼の....
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
其の代りに折檻《せっかん》してやる」 と云いながら拳骨を固め急所を除《よ》けてコーンと打《ぶ》ちました。 國「あゝ痛《いた》た」 文「さア改心しなければ立....
次郎物語」より 著者:下村湖人
つかれていたが、床についてからも、なかなか寝つかれなかった。 六 板木の音コーンコーン、――コーンコーン。 凍りついたような冷たい空気をやぶって、板....
クリスマス・カロル」より 著者:ディケンズチャールズ
外套を持っていなかったからで。)聖降誕祭前夜のお祝いに、子供達の列の端に附いて、コーンヒルの大通りの氷った辷り易い道の上を幾度となく往復した。それから目隠し遊び....
柿の種」より 著者:寺田寅彦
んなおとなになってしまって今日は新しい夏着夏帽夏化粧である。蓄音機のダイナミックコーンからはジャズや流行小唄が飛び出しておりからの鐘楼の時の鐘の声に和している。....
詩と官能」より 著者:寺田寅彦
生が青木堂で買って持って行ったバン・フーテンのココア、それからプチ・ポアの罐詰やコーンド・ビーフのことを思い出したので、やっとそれが明治四十二年すなわち自分の外....
連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
載した書物はよく売れると見えて有り過ぎるほどあるのに、連句の本などはミイラかウニコーンを捜す気で捜さなければ見つからない。これが何よりの証拠である。ただ近来少数....