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サブ
「サブ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
サブの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中消息」より 著者:大杉栄
る。ただし僕のここに言う自然は、普通に人の言うミスチックな、パンティスチックな、
サブスタンシェルな意味のそれとはまったく違う。兄に対してこの弁解をするのは失礼だ....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
作用でゴムのように弾力を持たせ、しかも木煉瓦以上に固い性質をもっているようにした
サブスタンツをもって敷きつめるようにしたいと考えた。 彼はまた商業の運命につい....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
詞に※はあるまい。
だが、それがこの場でなんの用に立つのか。
ファウスト
サブスの裔の魔術師で、ノルチアに住んで
いるものが、あなたに誠実に帰服しています....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
、疑って見れば其当時誦した古歌であろうと云っているが、季節も初夏らしくない。ウラ
サブルは「心寂しい」意。サマネシはサは接頭語、マネシは「多い」、「頻り」等の語に....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
族と天武帝の一族が赤の他人か血族であるか。どうも血族的ですね。そしてまつろわぬス
サブル神(赤の他人)を平定した前世代はヒダの地へ天ツ船でのりこんだんだろう。それ....
「金銭無情」より 著者:坂口安吾
も図体が大きくて、ノロマで、ニキビだらけで、いつもニヤニヤ思ひだし笑ひをしてゐる
サブチャンといふお人好しに、最上先生が目をつけた。 「
サブちやん、たのみがあるん....
「ニューフェイス」より 著者:坂口安吾
足」と意気な書体でそめあげてある。 千鳥波が大変怒ってカケアイに行くと、紺屋の
サブチャンが、呆れて、 「アレ、変だねエ。だって、お前がそう頼んだんじゃないか」....
「街はふるさと」より 著者:坂口安吾
のクビ両手でつかんで、ふりまわしたのよ。フロアへ叩きつけちゃったわ」 「そのとき
サブちゃんが飛びだしたのね。ダブルの上衣グッとぬいでね。見栄をきったわね。ただの....
「オリンポスの果実」より 著者:田中英光
行って見ようや」とぼくは村川を誘《さそ》い、KOの二番の柴山《しばやま》、補欠《
サブ》の河堀とも一緒《いっしょ》になって、デッキを降り、食堂に入って行きますと、....
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
ジュ手法に類するものを拾い出すことも可能であろうと思われる。 映画における字幕
サブタイトルに相当するものすら、ある絵巻物には書き込まれてあるのも興味あることで....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
十年五月、渋柿) * 「あらゆる結婚の儀式の中で、最も神聖で、最も
サブライムなものは、未開民族の間に今日でもまだ行なわれている掠奪結婚のそれである....
「科学論」より 著者:戸坂潤
史的現象がある。だがこうして実在の諸現象・諸部分は、一定のコオーディネーションと
サブオーディネーションとによって、一つの体統をなして、集団し類別し対立しているの....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
、日本の封建的勢力が必然的にファシズムの形態を取っているのであり、又ファシズムを
サブジェクトとして述べれば、日本ファシズムは封建的勢力を素地として初めて展開しつ....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
いるのであり、この外界のこうした媒介がなければ、認識は一切主観的乃至精々インター
サブジェクティヴなものを出ない筈だ。解釈哲学と本当の論理体系とを区別するものは、....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
ならば第一部にはなくて第二部で初めてテーマになるものだ)において稀薄なエーテル的
サブスタンス(?)が必要なのである。之こそ現代の日本におけるシェストーフそのもの....