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「スイッチ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

スイッチの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
或る女」より 著者:有島武郎
うとした。しかし葉子はそうはさせなかった。そして急いで戸を締めきってから、電灯のスイッチをひねった。火の気《け》のない部屋《へや》の中は急に明るくなったけれども....
ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
この黒板の字に結びあわすことをしないで、ただ先生の命令どおり受影機の前に坐って、スイッチをいれた。陰極管が光りだした。ダイヤルを握って七万kcのあたりを探してみ....
暗号数字」より 著者:海野十三
細長いものを出して、ペン先の看板の裏へかざした。 「さあ、いま私がこの紫外線灯のスイッチを押して、この裏板へ紫外線をあててみます。すると一見この何にも書いてない....
生きている腸」より 著者:海野十三
くらであった。 彼は不吉な予感に襲われた。すぐと彼は椅子からとびおりて、電燈のスイッチをひねった。大切な、生ける腸《はらわた》が、もしや盗まれたのではないかと....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
まえというので、艦橋にあった探照灯函の扉をひらいて、さっそく電気を入れ、ぴちんとスイッチをひねった。 青白い閃光は、ぱっと波浪の上にながれた。そのとき、彼等は....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
だちに電鍵をたたきはじめる。さっき中尉から命令をうけると、すぐさま少年は送電機のスイッチを入れて、真空管に点火し、右手の指は電鍵の上に軽くおいて、いつでも打てる....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
いているが、それも非常に暗い。 「ああ、すみません。旦那の倚っ懸っているところにスイッチがありまさあ。それをちょっと右へひねってくださいな」 と、部屋の隅から....
宇宙の迷子」より 著者:海野十三
ってしまった。 「なあんだ。ポコちゃんが、自分のおでこで、テレビジョンのボタン・スイッチをおして“テレビ休止”にしているじゃないか。困った坊やだ。おいポコちゃん....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
じた。 ◯降伏文書調印に関する放送も、二度聞くともうたくさんで、三度目、四度目はスイッチを切って置いた。飯がまずくなる。 九月三日 ◯朝の放送は、やっぱり降伏....
英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
て、希望の朝をすこしでも早く迎える用意をした。 寝床に入ると、彼は、すぐ電灯のスイッチをひねった。彼は、間もなく、泥のような眠りに落ちていった。 1....
怪星ガン」より 著者:海野十三
れにしか意味のわからないことをつぶやいて、電話機のほうへ足早にいった。 かれがスイッチを入れたのは、国際電話の器械のほうだった。やはりテレビジョンがついていて....
海底大陸」より 著者:海野十三
ソンは、かたい決心を眉の間にみせて、無電器械のまえに近づいた。そして、まず、電源スイッチをぐっと入れてみると、うまく電気がくるではないか。かれは思わず、 「しめ....
海底都市」より 著者:海野十三
あたりは煙がたちこめたように濁《にご》ってしまった。 「かぶとにつけてある電灯のスイッチを入れるんだ」 博士の声が、超音波を使った水中電話器にのって、聞こえて....
怪塔王」より 著者:海野十三
」 「手提電灯をつけてみよう」 帆村は、ポケットから手提電灯を出すと、かちりとスイッチをひねりました。 3 手提電灯は、ぱっと真暗の一階をてらしま....
科学が臍を曲げた話」より 著者:海野十三
れに手を近づけましたのですが、本当は先ず手を先に電極板の間に入れて置いて、あとでスイッチを入れて超短波を起す方がよいのです。このときはつまり逆の順序でやりました....