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「スペイン語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

スペイン語の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
モルグ街の殺人事件」より 著者:佐々木直次郎
女の声だか、はっきりわからなかった。なんと言ったのかも判じられなかったが、国語はスペイン語だと信ずる。この証人の述べた室内および死体の状態は、昨日、本紙のしるし....
南路」より 著者:宮本百合子
院らしい魅力に生かされている。 牧羊者の持つ頭の曲った杖の先に、古風な駅鈴が、スペイン語の案内札と一緒に懸っている。 我々は、他の十四五人の歴訪者と一緒に、....
黄金虫」より 著者:佐々木直次郎
ゃれ》は英語以外の国語ではわからないものだ。こういう事情がなかったなら、僕はまずスペイン語とフランス語とでやりはじめたろうよ。スパニッシュ・メイン(15)の海賊....
獄中記」より 著者:大杉栄
、これがいい加減ものになったら、次にはロシア語をやって見よう。そして出るまでにはスペイン語もちっと噛って見たい。とまずきめた。今までの経験によると、ほぼ三カ月目....
恐竜島」より 著者:海野十三
は、この者と同じ運命をたどることを覚悟せよ」 ケンがミイラの首の下に書いてあるスペイン語を英語になおして説明して、 「つまり、船長室に入っちゃならぬというんだ....
獄中消息」より 著者:大杉栄
たのは、(一)ソシオロジイの名著、(二)露仏辞書、独仏辞書、伊仏辞書、西仏辞書、スペイン語文法、(三)最近哲学、最近科学の傾向を書いたもの、(四)最近文学、こと....
宝島」より 著者:佐々木直次郎
、現在の諸国の独立する以前に、広大なスペイン領があった。現今でもそれらの地方ではスペイン語が行われている。 八六 銀の棒と武器と。――第六章「船長の書類」の中にある地図の裏の文句参照。....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
種々のものが見いだされる。すなわち、古いフランスの通俗語の上に、プロヴァンス語、スペイン語、イタリー語、地中海の海港の言葉である東方語、イギリス語、ドイツ語、フ....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
を練習していたころ、農政に関するスペインの書を入手し、これを読もうとしたが、僕はスペイン語に不案内であったから、件《くだん》の教師に、 「貴方《あなた》はスペイ....
母を尋ねて三千里」より 著者:アミーチスエドモンド・デ
店には髪の毛の白い眼鏡をかけた女の人がいました。 「何か用でもあるの?」 女はスペイン語でたずねました。 「あの、これはフランセスコメレリの店ではありませんか....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
に送られた。係官に取り調べられるまえに、控室にしばらく待たせられた間、彼は一人のスペイン語の話せる紳士を見かけた。そして、この紳士に、自分が逮捕されたことを、ロ....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
川を望み、春草の※々たる農園牧場を見るは、大いに客懐を散ずるに足る。ラプラタ川はスペイン語にて銀河の義なり。しかして、その色黄赤にして泥のごとし。名実不相応とい....