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「タブ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

タブの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
のだが、帰りを早く切上げるのでだれも気がつかない。近所では『井上ほど商売熱心なカタブツはない』との評判だったが、なんぞはからん、私はこの五十銭の楽しみをかかさな....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
読みくだした。 「ヒコートウノコージハオモイノホカハヤクデキアガルコトガワカッタタブン三シユウカンノノチトオモワレル。ホンジツ二〇インチノタイホウ八モンヲツンデ....
恐怖の口笛」より 著者:海野十三
人血の滾れたのを拭いた跡が二三ヶ所ある。外にもう一つ可笑しいことは、室内にはポータブルの蓄音器が掛け放しになっていたが、そこに掛けてあったレコードというのがなん....
獄中消息」より 著者:大杉栄
欧州一般のものの外に、仏、独、伊の各国別のもの、(五)アナトール・フランス、オクタブ・ミルボー、およびこれに類する現代文人の創作(なるべく短篇集)および評論。 ....
日本脱出記」より 著者:大杉栄
た。一日貸し、一夜貸し、とあるのはまだいい。が、その下に、折々、トレ・コンフォルタブル(極上)とあって、便所付きとか電燈付きとかいう文句のついたのがある。便所が....
古事記」より 著者:太安万侶
ラサカノイクメコの郎女、ヲノの郎女またの名はナガメ姫のお四方です。また三尾の君カタブの妹のヤマト姫と結婚してお生みになつた御子は大郎女・マロタカの王・ミミの王・....
豆腐買い」より 著者:岡本かの子
息子のところへそろそろ客が来るようになったので体裁上必要になったものらしい。ポータブルがロンドンシーメンス会社で参観人へ広告に呉れる小唄を軋り出している。「明る....
母子叙情」より 著者:岡本かの子
牛のような男を坐らした。 牛のような青年は、女がたくさんいるテーブルに、同性とタブって並ばされたので、無意識にも手持無沙汰らしく、ときどきかの女とロザリと並ん....
世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
あわせた二人の職人も、指のさきから髪の毛の根までがうずくように感じたのであった。タブレットの詮議を急ぐので、わたしはその皿を取りのけると、磁石の針は非常の急速力....
世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
ようがしまいが、そんなことはどちらでもかまわない。ただ私の注意すべきところは、カタブンデイ植民地の事業がすっかり彼を疲らせてしまった事と、彼が女からきた色じかけ....
バークレーより」より 著者:沖野岩三郎
記念塔あり。この高嶺は千九百十九年オークランド市の所有となる。』 それは青銅のタブレットにきざまれた文字であった。 破れた窓から中をのぞいてみると、薄暗い室....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
ーナータ》、倶曩※《クナータ》、波里倶娑曩※《バラクシナータ》、曩拏波里迦《ナータブリカ》。そうしてそれぞれの峰には、発する彩光の色により、四とおりの別名あり。....
レコード蒐集」より 著者:兼常清佐
ものです。あのレコードを非常に高級な増幅装置をもった再生機で聞く人と、小さいポータブルぐらいで聞く人と同じようにコルトーのタッチというものが論じられるでしょうか....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
もある。ごく悪いので二十五銭位である。衣服は普通の羊毛布でこしらえた袈裟とシャンタブ(下纒衣〔穿抜腰衣〕)と正規の僧帽と中等の履を用いて居る。それでも一通りそろ....
純粋戯曲への道」より 著者:岸田国士
人物の一人一人が、このドラマの作者になったとき、舞台はみごとな近代の色に彩られたタブローとなるであろう。....